司法試験の問題が漏洩した件に関して

司法試験の考査委員であった明治大法科大学院・青柳幸一教授が、司法試験の問題を教え子である20代女性に漏らしたというニュースが大きな波紋を呼んでいます。

法務省は、2015年9月8日に青柳教授を考査委員から解任するとともに、東京地検に告発(守秘義務違反容疑)したとのこと。

この事件が発覚したきっかけは、この情勢の答案が、「情報漏洩がなければ作成困難」な内容であるとの認識を、他の考査委員が持ったことらしい。要するに、それほどのレベルの問題が出題されているということですね。

また、青柳教授は、「女子学生を高級な食事に誘うと評判」があったということでs。

この事件は、様々な問題をはらんでいますね。

そういった中で、私の興味を引いたのは、夕刊アメーバニュースの「司法試験漏えい問題で落合洋司弁護士が驚き重大性指摘」と題する記事(2015年09月09日 16時50分)の中での次の一節です。

それは、落合洋司弁護士の説明として、「司法試験では、解答欄に受験者を特定できるような記載がある答案は「特定答案」と見なされ無効答案になることから受ける側も神経を使っていた」と記載されていること。なるほど、受験者が特定されること自体が「不正」と見なされるわけですね。

ただ、解せないのは、それほど厳しい司法試験において、「漏洩がなければ作成困難」と見破られるような答案を書いてしまう受験生と、それをわざわざ指導したこの青柳教授。何か、間が抜けているというか、何というか、詰めが甘すぎる感じがしました。
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